子どもが話す胎内記憶、本当かどうかの見分け方

胎内記憶・中間生記憶

子どもが「お母さんのお腹の中はこうだったよー」とか、「お空の上はこうだったよ」などと胎内記憶を話すことがあった時に「これって本当のことなのかな?」と感じることがあるかもしれません。

今回は、「子どもが話す胎内記憶、本当かどうかの見分け方」というテーマでお話します。

その前に大切なことをお伝えしたいないと思います。それは、子どもがどんなことを話したとしても、否定しないで聞いてあげて欲しいということです。子どもって、自分が話すことに対して、大人がどういう反応をしてくるかにとても敏感です。

胎内記憶の第一人者の池川明先生も「胎内記憶を覚えている子は実は多いんだけど、実際に話す子は少ない。なぜなら話したときに周りに嘘つきだとか言われたり、興味本位で変におもしろがったりされるから話さなくなっちゃうんだよね。子どもは自分が何か言ったときの周りの反応で『あっ、これは話してはいけないことなんだな。』と感じとってしまう。」とお話されていました。

これは私もそうかなと思います。

息子も、はじめは胎内記憶の話を遠慮がちにポロポロ話す感じでしたが、私がかなり真剣に聴きたがっている様子を見てから色々話してくれるようになりました。私以外の人には、息子は見えない世界の話は一切しません。

大人だって、自分が何かを話したときに周りにバカにされたり、反応がイマイチだったりすると、話す気がなくなりますよね。

子どもの話を否定したり、バカにしていると、だんだんと大切なことを大人に話してくれなくなります。

胎内記憶について子どもに話を聞きたいと思ったら、子どもが何を話したとしても真剣に否定しないで聴いてあげることが大切だと思います。池川先生も「ちゃんと大人に話を聴いてもらった経験は、子どもの発達に良い影響がある。」とおっしゃっていました。

それを踏まえて、今回のテーマの「本当かどうかの見分け方」ですが、これは一言で言うと、私の場合は「聴いたときに鳥肌が立つかどうか」だと思っています。

あまりにも、神聖なものに触れたときに、人ってゾゾっとする感じ、畏怖を覚える感じ、というのを感じることがあると思うのですが、それに似た感覚だと思います。

息子が胎内記憶をよく話していた時は、話している時は何かにとりつかれたように急に饒舌になったり、明らかに普通のモードの時と違う雰囲気でした。

そんな時は、「わ、これって本当のことなんだな」と鳥肌が立って、少しこわくなるような「聞いていいのかな?」とためらいを覚えるような…そんな感じになりました。

「もっとしゃべって!もっと聞かせて!」というよりは、「これ聴いてしまっても大丈夫かな?」と思うような感覚です。

これは自分の子どもだけではなくて、他のお母さんが「うちの子、こんな事話してて」とお母さん経由で胎内記憶の話を聞いたときも同じ感覚です。

息子は、今はあまり胎内記憶を話すことがなくなりましたが、時々は話してくれます。でも、最近は「考えたお話かな😊」と感じることが多く、ゾゾッと鳥肌が立つような感じは正直ありません。

それでも、色々話してくれるのは嬉しいですが。

目に見えない世界の話で「これ、本当だな」と感じる時って、少しこわいなと感じる感覚が、私の場合はあります。

でも大切なのは、繰り返しになりますが、子どもの話を否定しないで聴いてあげること。

その上で、聴いたときのご自分の感覚を大切にして、不思議な世界の話をキャッチしたり、自分の考えに取り入れていただきたいなと思います。

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